一人暮らしでも簡単に実行できる節電方法は、大きく分けて3つあります。
1つ目は待機電力の削減です。
待機電力は、電化製品の未使用時でもコンセントをさしているだけで消費する電力を指しています。
待機電力による電気代を抑えるために、こまめにスイッチを切ったりコンセントからプラグを抜いたりします。
また、こまめにスイッチを切るのが難しいという一人暮らしの方におすすめできるのが、節電タップです。
節電タップを活用し電源をオフにしておけば通電されず、消費電力も削減されます。
しかし、テレビやエアコンの場合、電源のこまめなオンオフは逆効果になってしまうため注意が必要です。
2つ目はエアコンの設定温度を適切に保つことです。
エアコンにかかる電気代には、設定温度も深く関わっています。
それぞれ冷房の設定温度を1度上げると約13%、暖房の設定温度を1度下げると約10%の消費電力が削減できます。
3つ目は効率よく冷蔵庫の冷気を保つことです。
冷却の効率を上げるためには、冷蔵庫は詰め込み過ぎず冷凍庫はしっかりと詰め込むのが効果的とされています。
また、開閉する回数を減らし、冷蔵庫を開ける時間を短くするようにしてください。
熱い食品は冷ましてから冷蔵庫に入れるよう心掛けると、無駄な電力を削減できます。